私たち家族が、注文住宅を淡路島で新築する時に重要視したポイントはコンセント差し口の数です。
家具家電の配置決めで重要になるのがコンセントの位置です。どこに何を置きたいかというアイデアを基にコンセント差し口の配置を決めました。
逆に言うとコンセントの位置でどこに何が置けるかが決まってしまうのです。
また掃除機を使うときにどこに差し口があれば便利か、洗面所ではドライヤー以外に電動髭剃りや美顔器などを使っていないか、クローゼットの中に差し口があれば除湿器が使えるのではないか、など一時的に使用する家電製品も念頭に置けばどこに差し口が何個必要なのか自ずと見えてくると思います。
まずは間取り図が出来上がった時点で、まずどこに何の家具家電を置きたいかを決めそれを間取り図に書いてみました。
そして家にある電化製品を大型の物から小型の物まで一つずつリストアップし、それぞれどこで使うものかも箇条書きにしていきました。
その上でどこにいくつコンセント差し口があれば一番便利かを考慮し間取り図に書き込んでいきました。
また掃除機をかける順序も考え、廊下や階段にもコンセントが必要かどうかを熟考しました。
住んでみないと分からないことも多いですが、少しでも理想のお家に近づけるには時間を沢山かけてでも自分の希望事項を全てリストアップしイメージを確たるものにすることです。
その中で建築時にしか出来ないこと(例えば電気や照明の配線、壁や床の下地材、天井の高さなど)は最初の投資をケチらずに実現させ、後から自分で手を加えられること(例えば壁紙や風呂、キッチンはリフォームでいくらでも後から替えられます)は後回しにすれば予算を上手く使えるのではないかと思います。